KCCトップ > 採用情報 > 先輩社員レポート > 予想を超える来場者がブースを訪れる
この準備で予想通りもっともたいへんだったのは、ノベルティのボトルにストラップを着ける作業だった。アルバイトを動員して行ったのだが、想定以上の時間がかかり、最後は全員で取り組んでやっと間に合ったのだった。それでもプロジェクト全体はほぼ彼がイメージした通りに進んだ。この展示会でA社が求めた結果は、ブースへ来場した人々が答えるアンケートを2000通集めること。それを達成するために、寝る間も惜しんでアイデアを形にし、約3カ月という短期ながらも展示会前日までに全ての準備を終えた。
大盛況のブース
ブースが牧野の構想通りに形作られ、完成する。そして、A社の担当者が会場に到着し、入口付近にでき上がった自社ブースを眼にする。「どんな反応を示すのか・・・」。牧野は一瞬緊張に包まれた。その直後、担当者は牧野にこう叫んだ。「こりゃ、スゴいよ!!牧野さん!」。牧野が想像していた以上に、担当者はその斬新で効果的なプロモーションの形に喜び、感謝の気持ちを伝えてきたのだ。しかし、それで仕事が終りではなかった。展示会が始まると、今度は運営ディクレターとして、イベントや来場者への対応などに駆け回る。MCやコンパニオンは問題なく製品説明を行っているか。アンケートの数は順調に伸びているか。そして、最大の目玉であるノベルティの飲料水は欠品なく配られているか・・・、そこには細部にまで気を配る牧野の姿があった。結果、2日間の開催期間中、A社のブースを訪れ、アンケートに応えた数は予想を遥かに上回り、約3000通近くになっていたのだ。