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2001年の初頭、世界の精密部品メーカーが集まって、大規模な展示会が開催された。会場の入口付近に設置されたブースに出展するA社は、ある精密部品のワールドワイドなマーケットシェアでトップを誇るメーカーである。しかし、日本市場でのシェアはまだ低い。そして、A社がこの展示会に出展した最大の理由は、日本市場でのシェアを大幅に拡大するためだった。このプロジェクトをプロデュースしたのが、共立コミュニケーションズ(KCC) 企画営業部の牧野竜一である。
ブースの様子
A社は元々、共立コミュニケーションズ(KCC)のクライアントであり、牧野の営業担当だった。展示会の約1年前となる2000年の春、彼はA社を初めて担当。この時、セミナーの企画に携わり、その手腕が認められてパートナーシップは確固たるものとなっていた。そして、約半年後の秋。牧野はA社からひとつのオファーを受ける。それは、展示会のブース出展におけるサポート依頼であった。内容はブースの企画、運営であり、特に重視されたのがブースのデザイン。ただし当時は、共立コミュニケーションズ(KCC)はまだこれほど大規模な展示会サポートの経験がなく、多くの困難が予想された。だが、牧野は依頼を受ける決断をし、社内を説得した。商業施設士やインテリアコーディネーターの資格を持っていた彼には"できる"という自信があったからだ。